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2013年04月26日

なんちゃって事務局「くにりん」の所感(4)

スポチャンのルールについて

簡単に言えば、

1.相手よりも先に
2.相手の体のどこかに
3.十分な強さで

打ち込めば勝ち!

これだけです。

つまり、スポチャンの勝ち負けは、
実戦ではどうなの
と考えると分かりやすいです。



実戦では、

1.相手に先に斬られたら、命を落とすか、戦闘不能となり負け。
また、「相打ち」は両者戦闘不能となるので、引き分けではなく、両者負け。

2.面だけでなく、背中、足にいたるまで、斬られても大丈夫というところは無いので、全身が有効部位。

3.表面をかすっただけ、当たったけど浅いというのは、不十分。
死または戦闘不能状態にでき得る威力がないとダメ。
また、「剣の根元」で当てても不十分。
これは、真剣でも根元では人が斬れないから。

ということです。



実戦を想定して。ということなので、

a.得物(武器)を落として、丸腰でも攻撃されるので、打たれないように攻撃をよけながら得物を拾うか、かばい手を使うか、場外へ逃げるか。


  (※かばい手:利き手と逆の得物を持たない手で、1回に限り攻撃を受けることができる。正確には、利き手でない腕を負傷しても戦闘続行できる。ただし、負傷した手は使えないので、帯や後ろ手に固定して戦うことになる。)

  (※場外反則:1回は許されるが、2回目で反則負け)


b.転倒した相手に攻撃することも許されているので、転倒したとしても防御するか、素早く起き上がる必要がある。



次に、「安全」のためには次の決まりがあります。

1.得物は、協会公認のソフトエアー剣を使う。

いわゆる、剣の先が風船で、強く当たっても痛くなくケガをしない。また、大きな音がでるので、当たった事が分かり易い。

2.防具は、協会公認の面を使う。
面をかぶる意味は、目と鼓膜を守ることにあります。



そして、「公平」のために、

1.審判員3名、検査役1名。

審判員の実技試験の合格点は80点以上。したがって、確率計算上10回に2回は誤審がある計算となる。このため、複数人の審判員を配置し皆に納得がいく審判が得られるよう決められている。

2.原則は自心審判である。
審判員の判定がおかしいと感じた時には、異議を申し立てる事ができる。
これは、対戦している双方だけでなく、観戦している者を含む全員が納得できる結果を得る為である。


自分が勝った場合だけでなく、打たれた事、負けたことを素直に認め相手を讃えることがスポチャンの本質であり、人としての本当の強さを身につけることにつながるのである。



次回は、数多くあるスポチャンの種目について



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この記事へのコメント
最近はルールもガラっと変わり昔の様に明らかに勝敗のつく試合が少なくなってきてるように感じます。さまざまな県特有のルールがあるのも事実。それは色んな教室、道場があり、服をかするだけでも一本、確実に心技体が決まってないと不十分。
世界大会等、言葉の壁がある場合は尚更難しい部分がかりますよね…
その中でも柔軟に対応出来る選手を育てられる様、日々努力し、指導に努めます(*^^*)
Posted by たけりんです! at 2013年04月26日 16:14
まるで受験対策。
試合には勝てるけど、実戦で護身の役に立たないとか。。。
まあ、スポーツとして普及すると目的が、護身というより大会で勝つこと、になってきているのも分かりますが。。。

どちらにしても、文句なしで「一本」がとれるように、日々精進やね(*⌒3⌒*)

たけりん先生ヨロシクお願いしますm(_ _)m
Posted by くにりんくにりん at 2013年04月27日 15:49
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